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2014年度(9期) 第5回研究会フォトレポート

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■概要

第5回研究会は東京の早稲田大学・井深大記念ホールで行われ、74自治体、約220名の職員が参加した。今回は1日目に出馬部会長の講話「改めて部会とは」、鬼澤部会長代行による特別講演者の紹介のあと、(株)日本総合研究所調査部 主席研究員の藻谷浩介氏から「自治体の未来、里山資本主義の可能性」と題する特別講演があった。
2日目は、大隈記念小講堂に場所をうつし、午前中に幹事団からそれぞれ応援メッセージが参加者に伝えられたあと、コミットメントに向けたダイアログが会場で行われた。午後は、各自治体ごとに今後に向けたコミットメントがあり、北川正恭所長からマネ友としての認定証が授与された。その後、北川所長から講話があり、最後は出馬部会長が会を総括、3月締切の論文の概要と、来年度から新たに設置されるマネ友が会場運営に携わる「運営委員」の説明がなされた。

■1日目会場の様子、出馬部会長の講話
■鬼澤部会長代行の講話、藻谷氏の特別講演
■2日目会場の様子
■幹事の応援メッセージ
■コミットメントプレゼン&認定証授与
■会は北川正恭所長の講話、出馬部会長のまとめで、2014年度の幕を閉じた。
■2014年度 集合写真

人材マネジメント部会に期待すること:笠間市長 山口伸樹 様

2014年度人材マネジメント部会に参加している笠間市長 山口伸樹 様 に、部会へ期待することをお伺いいたしました。

・当市はこれまで人材マネジメント部会へ15名を派遣している
・いま地方自治体は市町村間競争の真っただ中で、それぞれの自治体は取り組みをしている
・当市職員も自らの足元から、市をどう導いていくか考え実践していく、そのためのスキルアップとして有効な研修だと思っている
・地元に戻ってどうやって政策やサービスに生かしていくかが課題。これからもしっかり勉強して頑張ってもらいたいと思っている

▼早稲田大学人材マネジメント部会

概要

マネ友からのメッセージ:長野県自治研修所 真関 隆様

2013年度の人材マネジメント部会に参加した「マネ友」である長野県自治研修所 真関 隆様から、メッセージをいただきました。

▼早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会
http://www.maniken.jp/jinzai/

人マネシンポジウム2014に参加して:富士見市長様、和光市副市長様、人吉市人事課長様、専門誌編集長様の声

人マネシンポジウム2014に参加した経営層の方から、感想を伺いました。
富士見市長様、和光市副市長様、人吉市人事課長様、専門誌編集長様

▼早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会
http://www.maniken.jp/jinzai/

人材マネジメント部会へ期待すること:京都府和束町総務課 中嶋浩喜氏

2014年度人材マネジメント部会に初参加の京都府和束町総務課長 中嶋浩喜氏から、部会へ期待することをお伺いいたしました。
・今年度初めて、人材マネジメント部会に課長補佐クラスの職員3名が参加する
・和束町は人口4,400人、高齢化率36%。少子高齢化と過疎化が進んでいる小さな自治体
・過日の新聞報道でもあったように、「2040年消滅可能性都市」の上位にランク入りしている
・よって、まちづくりの最重要課題は、「持続するまちをいかに作るか」
・この課題解決を担っていくのは今回参加の3名だと確信している

▼早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会
http://www.maniken.jp/jinzai/

『ほんとうの笑顔を!~私の願い~』

人は喜怒哀楽を感じる自由を持っています。喜びを素直に表したくなる
ときがありますし、何かに腹が立てば怒りたくなり、また、哀しみにも
浸りたくなる瞬間も、無性に楽しくて、思わず!笑顔になることもあり
ましょう。それらはすべてとても人間らしいことであって、生きてるな
という実感があるものですよね。

しかし、私たちの日常を考えてみると、その素直な表現ができない場所
が幾つかあるように思います。中でもよい大人にとって一番身近であり、
一番病んでいるようにも思えるところ。それは、おそらく「職場」なの
ではないかと思います。

いえいえ、自分が通っている「職場」は、喜怒哀楽など素直に表現でき
ますよ、と語る方は幸せだと思います。月曜の朝、勇んで行きたくなる
程ですか?と問われると、いやそこまでではないですが…でも確かに、
嫌ではないですよねと話す、そんな感じの方はいらっしゃると思います
し、きっと幸せな日々を送っておられることでしょう。

では、何が「職場」に”差”を生むのでしょうか。何が喜怒哀楽を素直に
表現でき、思わず笑顔になれるような場をつくっていくのでしょうか。
私はそれが「人材マネジメント」であると思うのです。

人を笑顔にできる技術、ほんとうの笑顔をつくる技術。私が定義する
「人材マネジメント」とは人の”ほんとうの笑顔”をつくるものです。

ではその「人材マネジメント」とはどのようなものか、発想の原点だけ
ですが、以下に少し記してみたいと思います。

++++

人は生きている間でさまざまな問題に出会い、解決への努力をしつつ、
さらなる難儀に日々遭遇していくものです。「職場」という人の集まり
においては、それらが複雑に絡み合い、一筋縄ではいかない日々が続く
ものだとも思います。

そのような場所にあって、人の”笑顔”をつくっていけるもの。それは、
以下のようなものなのではないか、と私は思っています。

  1.自分達が取り組むに値する、意味のある目標
  2.進んでやっていきたくなる、意味のある苦労
  3.自分達の成長機会としての、意味のある失敗
  4.自分達の未来を信じられる、意味のある成功
  5.社会・顧客の喜びを感じる、意味のある成果

何に取り組むにおいても、たしかにそうだな、と思える「意味づけ」が
あることで人は、元気にも、前向きにもなれます。

自分達にとって「意味を感じる何か」があるとき、それに共感できる
とき人は「もう一頑張りしてみよう」と思うでしょう。そのような人
の顔には”笑顔”すら浮かんでいるのではないか、「ほんとうの笑顔」
とはそのようなものなのではないか、と私は思うのですね。

ではそのような「意味づけ」は誰によってなされるのでしょうか。
それはその職場の「長=リーダー」に他なりません。

リーダーの言葉・姿勢・所作などが一体となって、職場の状況や対処
する物事を「意味づけ」ていくのです。

もちろんそのリーダー自身の視野が狭く、言葉が借り物で、明らかに
私心ありきで、誰からも尊敬されない価値観の持ち主であるとすれば
「意味づけ」られることにメンバーは納得も共感もできないはずです。
リーダーだけが知らぬ間に浮き上がり、メンバーから信頼されること
も、メンバーが喜怒哀楽を素直に表現することもなく、負のサイクル
で職場を疲弊させていくことでしょう。

私は経営教育という自分自身の専門境域で、共感を育む「意味づけ」
のできる人材(リーダー)を育てることにコミットしています。

★ 視点高く視野が広く、自らの言葉で語り、私心からではなく公の
使命感をもとに、何ごとにおいても本質的で、人の共感を喚起しうる
「意味づけ」ができる人材を、この世の中に多く輩出していきたい。

★ 望ましい人材マネジメントはそのようなリーダーによってなされ
ていくと信じ、”ほんとうの笑顔”を社会全体に多くの組織に拡げる核
をつくっていきたい。

自らが生業として取り組む「官民組織における幹部向教育やコンサル
ティング」或いは、自治体の変革を狙いとした「早稲田大学マニフェ
スト研究所・人材マネジメント部会」における同志との活動を通じ、
私は自分にできるすべてのことで貢献していきたいと思います。