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2009年マネ友の静岡県牧之原市産業経済部 商工観光課 総括主任 加藤智さん

政治サイト「政治山」に、静岡県牧之原市・加藤さんが執筆した第4回連載記事が掲載されました。

早稲田大学マニフェスト研究所は、従来より連載記事を提供している政治サイト「政治山」(株式会社パイプドビッツ)に、人材マネジメント部会の連載「一歩前に踏み出す自治体職員~ありたい姿の実現を目指して~」を2014年11月から開始しました。

第4回は2009年度参加の加藤智さん(静岡県牧之原市)に担当いただきました。以下のリンクからご覧いただけます。
「市民と協働したまちづくりを推進するには、市民と職員の両輪が稼働して前進するものであり、職員の意識改革も欠かせない」として、部会へ参加いただく意義と成果について語っていただいています。

第4回 「仲良し組織」から「SHIEN型組織」へ(静岡県牧之原市産業経済部 商工観光課 総括主任 加藤智)

<記事から一部引用>

日常的な雑談ができる環境や人間関係、職場の雰囲気はあるが、負担や手間のかかるような新規事業の推進、効果的でない前例的事業の廃止といった真に必要な行政課題についての真剣な対話ができておらず、「係や課、部を越えて助け合う業務もできていない」ということである。

 少子高齢化など社会環境等の変化や大規模な自然災害等により、それぞれの地域で解決すべき課題も解決策も異なり、さらには、今までのような担当者や担当部署のみでは課題解決につながらないことも多々生じている。地方分権の時代には、いかにこれらの課題に地域が創造性や独自性、そして関わりをもって解決していくのかが重要となってくる。

 市民ニーズが多様化し職員が削減される現状においては、これまでのように、「すべて」を「担当者・担当部署が」行うのではいけない。係や部を越えた連携・協力など、今まで組織間の重なりがなかったところで重なりをつくり、組織内の壁を越えてそれぞれができることは主体的にやる、協力する、協力されるといった「SHIEN※」してもらう職員、「SHIEN」し合う組織に変化していかなければ、職員も市民も満足できるまちづくりは困難である。

2009年マネ友の静岡県牧之原市産業経済部 商工観光課 総括主任 加藤智さん

2009年マネ友の静岡県牧之原市産業経済部 商工観光課 総括主任 加藤智さん

政治サイト「政治山」に、熊本県・和田さんが執筆した第3回連載記事が掲載されました。

早稲田大学マニフェスト研究所は、従来より連載記事を提供している政治サイト「政治山」(株式会社パイプドビッツ)に、人材マネジメント部会の連載「一歩前に踏み出す自治体職員~ありたい姿の実現を目指して~」を2014年11月から開始しました。

第3回は2010年度参加のの和田大志さん(熊本県)に担当いただきました。以下のリンクからご覧いただけます。
和田さんはハイタッチ運動やSIM2030など様々な取組みをされていますが、一歩前に踏み出したきっかけは、部会での「コミットメント」と成功体験だと書かれています。

第3回 一歩踏み出せば世界の見え方が変わる~部会での「気づき」と熊本県庁での「実践」(熊本県環境生活部水俣病保健課主任主事 和田大志)

<記事から一部引用>

 自分たちの組織の変革を考えるとき、「自分の組織はダメだ」「あの組織のことが羨ましい」という初期診断を安易に下してしまうことがある。しかし、本当にそうだろうか。少なくとも、熊本県庁においては、そうではなかった。(略)

 それぞれの職員の中にある「貢献意欲」や「利他の心」に気づき、その表出が上手くいくように実践できれば、組織は変わっていく。そのためには、まず自分から惜しみない愛情・思いを同僚・組織に向けることができるかどうか。つまりは、どこまで自分の同僚・組織を「好き」になれるかである。

 好きでなければ、他人に責任を転嫁する「他責」から脱却し、「自分に指を向ける」ことはできない。すべてはそこから始まるのだと部会で教えてもらったように思う。

jin20150129-04